某アイドルさんのお話なのです。 そのアイドルさんは毎日鏡に向かって、『よし、今日も可愛いぞ』と言っているらしいのです。 後輩が人気が出なくて悩んでた時もこのことをしてみては?とアドバイスしたそうなのです。 この「鏡に向かって、可愛いと言うこと」、実は効果があるのです。 ある実験では、実際に筋肉を動かさなくても、動かしたと想像し、 それを訓練のように続けていると、筋力がアップすることが証明されているのです。 この実験を行ったのはアメリカだったと思いますが、実験を行った方や細部の詳細などは思い出せないのですいませんなのです。 ちなみにこの実験では、実際に筋肉を動かし訓練した人は筋力が30%アップしたのはもちろんですが、 頭の中だけで動かしたことを想像しただけの人でも20%の筋力がアップしたそうなのです。 想像の力って物凄いということを物語っているのです。 この根拠として、脳科学の分野にはなりますが、 大脳は「現実に起こったこと」と「鮮明かつ具体的に想像したこと」を区別できないと言われているということがあげられるのです。 レモンをかじることを想像すると口の中がすっぱく感じられ、唾液がでるのもその性質によるものと言われているのです。 ただ、科学的にはまだ未発達の分野なので、そのことについては実際には賛否両論ですが、 ぼくは心理学の面からいい情報は信じときましょう、とお勧めするのです。 実際問題、信じていれば効果は出るんですよ。いわゆる偽薬効果、プラシーボ効果というものなのです。 プラシーボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって、 本来は効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、 病気が快方に向かったり治癒する効果のことなのです。思い込みの力が状態を変化させるのです。 新薬開発の場では薬の効果を比べるためにこの影響を排除するために、比較対照として用いられていることもあり、 プラシーボ効果は現実的に効果を認められているともいえるのです。 というわけで、信じていれば効果は出やすいのです。 筋トレの実験もきちんと結果が出ているのです。 ですので、それを信じてこれからは鏡に向かって「可愛い」と言ってみたり思い込んでみましょうなのです。 さらにこれを行うことにより「自己暗示」の効果も働き、自信が沸いてきますので表情が明るくなり、 ポジティブな思考で対話ができることになるという効果もあるのです。 ただ、いきなりそんなこと言われても思えないと思うのであれば、 この服を着たときに褒めてもらえたことがあるとかそういったアイテムを利用して、 「この服は似合ってる。確かに可愛く見える」とかからでもいいと思うのです。 ぜひやってみてくださいなのです。きっと効果が出るのです。