最近はスマホ用のアプリゲームの宣伝を良くテレビで見る気がするのです。 お父さんもいくつかやっていましたが、殆どのゲームは基本無料で、ガチャをやるためにはアイテム(魔法石とか)が必要なのです。 そのアイテムを買うにはお金が必要なんですが、通常だと中々課金まではしないのです。 ところが課金しなくても、このアイテムが無料でちょこちょこ貰え、ガチャを引けるチャンスが来るのです。 そして引いたときにいいのが出ないと、次はいいの出るかなって思ってしまい、ついつい課金してしまうのです。 こういったことが何回かあったので、お父さんはスマホのゲームは引退することにしたそうなのです。 こういった現象、考えてみれば面白いのです。 コインゲームでも裏が出たら次は表が出そうな気がしたり、 裏裏裏と来たら、次は絶対に表だと殆どの方は思ってしまいませんか? 実際は表が出る確率はどちらも50%なんですが、それでも思ってしまうのです。 これは心理学では「ギャンブラーの錯誤」と言うのです。 この「ギャンブラーの錯誤」によって、 いいことがあったりすると「次は悪いことがあるのでは?」とか 逆に悪いことがあると「次こそはいいことがあるのでは?」と考えてしまうこともあるのです。 もちろん出会いの場でも同様のことが起きるのです。 「今回は外れだったな。だから次こそはいい人が来るはず」と考えて、 何度も同じ出会いの場に行き、連続で外れを引き疲れてしまってはいませんか? 期待すればするほど、実現できなかった場合の落差は厳しいものなのです。 自分が選択した出会いの場所に何回か行って、そこにいい人が居ないと思うのであれば、 そこに囚われず違う場所を探した方が出あう確率があがることもあるのです。 どんな状況下でもデータを分析して、 次こそはという「ギャンブラーの錯誤」に騙されないように気をつけてくださいなのです。