皆さんは、パーソナルスペースというのをご存知です? パーソナルスペースとは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことなのでして、 一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているのです。 言い換えるならば「縄張り」なのです。 アメリカの文化人類学者のエドワード・ホールは、 距離に応じてパーソナルスペースを4つのゾーンに分けたのですが、 それが、 密接距離・・・ごく親しい人に許される範囲 個体距離・・・相手の表情が読み取れる範囲 社会距離・・・相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間 公衆距離・・・複数の相手が見渡せる空間 となっていて、 密接距離が恋人や家族、固体距離が友人、社会距離が会社での顔見知りや仕事上での知り合い、 公衆距離が個人的な付き合いがない相手と定義されているのです。 例えば、全く知らない人に物凄い近い距離にこられると嫌な気持ちになりませんか? それこそがパーソナルスペースなんです。そこに入ってこられるからこそ嫌な気持ちになるということなのです。 だからこそ、相手との距離感を大切に考えてっていうのが良く言われている話だと思うのです。 じゃあ、「初対面でパーソナルスペースを意識して距離を取ってればいいの?」って思うと思うのです。 たしかにある意味ではそうです。でもせっかくなので、パーソナルスペースを武器に使いましょうなのです。 実はパーソナルスペースは、警戒されずに侵入することが出来れば、 錯覚も引き起こしてしまうことも可能といわれているのです。 そう、密接距離にいることが出来れば密接距離の関係と思わせることも可能なのです。 というわけで、今回は簡単な使い方を。 対象の人がいた場合、「服にホコリついてるよ」といいつつ相手のパーソナルスペースに侵入してくださいなのです。 そして、取った振りをするのです。何かの理由つけて入るとよいのですー。自然な感じで入り込んでくださいなのです。 後はちゃんと笑顔で入ること。笑顔は相手の緊張を解く効果があるのです。 敵じゃないよというのを相手に送る必要がありますので、 おかしくないシチュエーション&味方だと思わせる信号、これを意識して行動してみてくださいなのです。 色々応用が可能だと思うのですー。