ぼくが紹介している心理術には色々な技がありますが、 実は、それを使うタイミングや時間帯によって、成功率が変わってくることもあるのです。 ビジネスの世界では「交渉事は夕方に行え」ということがあるのです。 人間は夕方になると、心理的なガードが緩くなると言われていまして、 大事な商談に関しては夕方に設定すべしということが言われているのです。 これは心理学では黄昏時効果と言われているもので、夕方は人間のあらゆる能力が低下するという説なのです。 判断力の低下や仕事のミスも夕方に発生しやすいというものなのです。 もちろん、口説きや誘いに関しても同じことが言えるのです。 「技をかけるなら夕方に」 これを是非覚えておいてくださいなのです。 ちなみに食事後も同様の効果を得られるのです。 食べた直後というのは脳の働きが低下するのです。これは消化器官が食べ物を消化するために血流が胃に集まり、脳への血流が減るからなのです。 このため脳の働きは一時的に鈍り判断力の低下を招くのです。 ただし、疲れがピークなときは何もしたくなくなることもあるので、 相手の状況を見つつ技をかけるタイミングを考えてくださいなのです。