ミラーリング。 同調するテクニックの一つに鏡のように相手に動作を合わせると紹介したのです。 実はこのミラーリング、しっかり使いこなせるようになると最終的には自分の動きを相手が真似るように操作出来るのです。 ミラーリングにおける同調効果、そして現状維持デバイス、理屈を言えばそういったものになるのです。 具体的にどうするかといいますと、最初は自分から同調をし、相手が同調し心地よいと感じた瞬間にペースを壊すのです。 そうすると相手はその同調を維持したい為、こちらに同調をしようと試みるのです。 そんなことあるの?って思われるかもしれないのです。 でも例えば、好きな人に嫌われたかもって思うと何とかして修復しようとしませんか? これはその理屈を応用しているのです。 さらに慣れていくと簡略化・応用が可能なのです。 使いこなせば目を合わせるだけでミラーリングをやることも出来るのです。 目を合わせた瞬間、呼吸が止まる瞬間。 そこで会釈をする。相手が合わせて会釈をする。 そこで、話し掛けるのです。 これでもうOKなのです。 目を合わせるタイミングと目の動かし方、会釈への持っていくタイミングなど、非常に難しいのですが、 ミラーリング・ページングをしっかり鍛えていればそのタイミングはそのうちわかると思うのです。 このようにミラーリングは人間関係の構築に非常に使えるテクニックなのです。 でも、悪用はしないでくださいなのです。