カクテルパーティーのような沢山の人々がそれぞれに雑談しているなかでも、 自分が興味のある分野や人の会話、自分の名前などを、自然と聞き取ることができるという現象のことなのです。 実は、人には自分の聞いている音を選んで耳に入れ、 興味のない音は雑音として処理し、好きな音を耳にしやすいように出来る能力があるのです。 選択的聴取とか言われているのです。 集団の中で興味のある人の会話や興味のある分野の話はどうしても注意を引いてしまったりする現象なのです。 好きな人が近くで喋ってると思わず話を聞いてしまうことってありませんか? これもカクテルパーティー効果によるものなのです。 さて、実はこのカクテルパーティー効果、興味のある分野の会話をすることはもちろん効果があるのですが、 それ以外にもこれを使ったテクニックが存在するのです。 それこそが、「名前を呼ぶ」なのです。 人は心理的に自分の名前を心地よい音として認識をしているそうで、 自分の名前を呼ばれるとどうしても反応してしまうのです。 ただし、これは名前じゃなくても大丈夫なのです。 普段呼ばれている名前、可愛らしいニックネーム、あだ名でも何でも、本人が嬉しい呼び名の方が効果があるのです。 自分の名前を嫌がる人も稀にいるので本人が呼ばれたい呼び名を呼ぶことをぼくはオススメするのです。 ちなみにこれはメールでのやりとりでも効果があるので、何かの際に相手の名前をメールの中に入れる使い方も出来るのです。 色々試してみてくださいなのです。