これは難しい技かもしれないのです。 説得の心理学。「片面提示」と「両面提示」なのです。 「片面提示」はメリットだけ説明する方法。 「両面提示」はデメリットとメリットの両方を説明する方法なのです。 例えば、販売員さんが掃除機をお客さんに説明する際に、 「Aという掃除機は日本で一番性能がいいんですよ」というのが片面提示。 「Aという掃除機は他よりも高いですが、その分性能が段違いに良いです」というのが両面提示。 一般的には「両面提示」が説得力が高いと言われているのです。 そして、両面提示をするには「デメリットを伝えた後、メリットを言えばいい」というのが 一般的な恋愛本や心理学書・セミナーなどでは書かれていたり言われているのです。 と非常に簡単な話なのですが、このテクニック・・・実は相手の状況に応じての使い分けが必要になってくるのです。 どういうことかといいますと、元々好意を持ってる相手、 それに対する知識が乏しい相手、面倒を嫌う相手には片面提示の方が効果的であり、両面提示は逆効果に。 逆に批判的な相手の場合、知識が豊富な場合、自分で決めたい相手には両面提示が効果的なのです。 上の販売員のケースで言うとその掃除機を買うと決めて来ているお客さんには片面提示の方が効果的であり、 知識があって検討しているお客さんには両面提示の方が効果的なのです。 また、恋愛で良くある、「友達から恋人になりたい」と願っている関係というのは、 「付き合うということについて、相手を説得する必要がある状態である」とも言えるのです。 ということは、こちらも同じで好意をもってくれている相手には「片面提示」、 逆に恋愛対象として見られてない相手には「両面提示」が効果的だということになるのです。 ただし、デメリットから先に言うのは効果的だとは思いますが、そのデメリットは小さいことをあげるようにしてくださいなのです。 「すぐ浮気しちゃうけど、尽くすタイプなんだよー」 ・・・これはダメなパターンですのでくれぐれも気をつけてくださいなのです。 使い方は非常に難しいですが、説得には効果的とのことなので使ってみてはいかがでしょうか? と紹介したものの、「相手を好意的にさせてから」、「両面提示」を使うことで上手くいきやすいとぼくは思うのです。 これに関しては実感でしかないのですが、最初から両面提示って上手く行かないことが多いのです 個人的にはもう一押しというときに使うと非常に効果的な気がするのです。 使ううちにわかることも出てきますので、使いながら自分なりの技にしていってくださいなのです。