ツァイガルニック効果とは、 「未完の課題についての記憶は、完了した課題についての記憶より想起されやすい」という現象のことを指すのです。 簡単に言いますと、人は完全なものより不完全のものが気になるという効果なのです。 わかりやすく例えるなら、TVで良くある「続きはCMの後!」ってやつなのです。 ぼーっと見ていた番組でも、先がついつい気になってしまうといった経験はありませんか? これはツァイガルニック効果を説明する際に良く出される例でもあるのです。 CM中に他の番組に変えられないように、情報を完結させないことで視聴者の興味を継続させるのです。 要するに、ツァイガルニック効果とは「100%の満足を与えないようにする事によって相手に気にさせること」なのです。 これを恋愛において考えるならば、好きな人に対して話題が尽きるまでメールをしないこともあげられるのです。 途中で区切ってまた明日!という感じで終わらせるのも大事ということなのです。 勿論、他にも色々ありますが、与え過ぎはダメだという事なのです。 ギリギリのさじ加減で相手の欲求を満たしきらない。 「もうちょっと欲しい、もっと知りたい。」 相手にこう思わせるようなアプローチが出来るツァイガルニック効果は恋愛に非常に有効なテクニックなのです。 ただ、このツァイガルニック効果、わかっていても使いこなすには非常に難しいと思うのです。 どうしても、自分の感情が邪魔をしてしまうからなのです。 使いこなすのは非常に難しいかもしれませんが、 知っておくだけでも非常に有効だと思うので、是非覚えておいてくださいなのです。