ここでは会話術の一つ、「質問」に焦点を当てるのです。 皆さんは、喫茶店に入って会話がもたなくて、困った・・・ってなったことありませんか? そんな時、場を何とかしようとして、ふと気づくと自分ばかり一方的に話してる状況になり、 相手も自分もどうしていいかわからないなんてことも。 そういう時に使える技、「クローズドクエッション・オープンクエッション」をご紹介するのです。 まずは、はい、いいえのように簡単に答えられる質問。 これを「クローズドクエッション」というのです。 例をあげますと、 「今日はいい天気ですね」 「そうですね」 「今日は水曜日ですね」 「そうですね」 ざっくりすぎますがこんな感じなのです。 逆に、「オープンクエッション」は、 「最近何かあった?」 など、相手に考えを自分で答えてもらう広がりのある質問になるのです。 一見するとオープンクエッションの方が良いと言われがちですが、 実際はどちらがいいというわけでもなく、組み合わせて使っていくことで効果を発揮するのです。 最初から「最近何かあった?」って言われても、どういう答えを返していいか、 質問している相手がどういう人なのかわからないと思うのです。 最初は答えやすいクローズドクエッション、そこからオープンクエッションともっていく。 すると話が広がりますので、沈黙の危機を減らすことが可能なのです。 例えばイベントの場では、 「どうやってこのイベント知ったんですか?」(クローズドクエッション) 「あ、Aさんの紹介で来たんですよ」 「Aさんの知り合いなんですね。私もなんですよ。どういう知り合いなんですか?」(バックトラッキング+類似性) 「Aさんと道端で会って話してたら何故かここに」 「え!え!何で?凄いですね!どういう話しの流れになってここに?」(オープンクエッション) 最初は答えやすく、仲良くなったら色々聞いていく。 会話を楽しんでくださいなのです。